キシリトール中毒によって天使となったポポ 

小型犬であるポメラニアンという犬種を飼っていました。人見知りが激しく、引きこもりがちな小学1年生のうちの娘に「友達を作ってあげよう」という勢いで、ペットショップから購入したメス犬のポポちゃんでした。


ポポは、小型犬種のポメラニアンにしては(通常の平均が2~3kg)大きな体格の子で、7キロ弱もあり、ずしっと重く、何年も経っても病院のお世話になる事もないとても健康な子でした。

ある冬の朝、私は出がけにポポが嬉しそうに尻尾を振りながら私へと飛び掛るのを見て家を後にしました。それは、いつもと変わらぬポポの姿でした。ところ が、夕方になり、高校生になる娘から電話があり、「ポポがおかしい。立てない。立たせても横にバタッと倒れるの」と言われたのです。それから、帰宅した私 が見たポポの顔は、まるでいつものポポの表情とはまるで違い、斜めに曲がったポポの顔がそこにはありました。

即座に、動物病院へと入院をさせましたが、数時間後、ポポは一気に容態が悪くなり、9歳という年齢でこの世を去って行きました。病院では、これと言った原 因は分からなかったのですが、4年を経た今、病院の先生と色々と原因を相談してみたところ、娘のスクールカバンから落ちた「のど飴」を誤食したのだろうと 言う事が分かりました。

その時、私達は初めて、犬には「キシリトール中毒」というのがあるのだ、という事を知らされました。もう還って来る事は無いポポは、私達人間の食べ物に よって、天使となって飛び立って行ったのです。私達が受けたこの罪悪感や、憎悪感、虚無感という呪縛は、まだまだ私達の心を解く事はないように思えるので す。

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